Linux 監査フレームワークに関しては、ここまでに説明したもの以外にも様々な情報源が用意されています:
監査ツールをインストールすることで、様々な情報を含むいくつかのマニュアルページを利用することができます:
auditd(8)
Linux 監査デーモン
auditd.conf(5)
Linux 監査デーモンの設定ファイル
auditctl(8)
カーネルの監査システムを制御するためのユーティリティ
autrace(8)
strace
に似たプログラム
ausearch(8)
監査デーモンのログを素早く検索するためのツール
aureport(8)
監査デーモンのログから概要レポートを生成するためのツール
Linux 監査プロジェクトの Web ページ (英語のみ) です。このサイトには、 Linux 監査システムに関連する各種の仕様のほか、短い FAQ も用意されています。
/usr/share/doc/packages/audit
audit パッケージ自身にも README ファイルが含まれていて、ここには基本的な設計情報 (英語) が書かれているほか、様々な用途に対応した .rules
ファイルの例も添付されています:
capp.rules : Controlled Access Protection Profile (CAPP) 対応の設定 |
lspp.rules : Labeled Security Protection Profile (LSPP) 対応の設定 |
nispom.rules : National Industrial Security Program Operating Manual Chapter 8(NISPOM) 対応の設定 |
stig.rules : Secure Technical Implementation Guide (STIG) 対応の設定 |
コモンクライテリアプロジェクトの公式 Web サイトです。コモンクライテリアによるセキュリティ認証への取り組みに関する情報のほか、このフレームワーク内で監査が果たす役割についても説明が書かれています (英語のみ) 。