Jump to contentJump to page navigation: previous page [access key p]/next page [access key n]
適用先 openSUSE Leap 15.7

パート III カーネル監視 Edit source

改訂履歴
2025-06-17
4 SystemTap: システムデータのフィルタリングと分析

5 カーネルプローブ

6 Perf を利用したハードウエアベースの監視

Perf はプロセッサに搭載された性能監視ユニット (PMU) にアクセスするためのインターフェイスで、ページフォルトなどのソフトウエア全てを記録し、表示することができます。また、システム全体やスレッド単位、そして KVM の仮想化ゲストの監視にも対応しています。

7 OProfile: システム全体に対するプロファイラ

OProfile は動的なプログラム分析のためのプロファイラです。動作中のプログラムに対する振る舞いを調査して、情報を収集します。この情報は表示することができるため、さらなる最適化のためのヒントとすることができます。

OProfile を使用するにあたって、再コンパイルやラッパーライブラリの使用は必要ありません。カーネルに適用すべきパッチもありません。負荷とサンプリング周期にもよりますが、アプリケーションをプロファイルしている間、少しだけオーバーヘッドが現れます。

8 ダイナミックデバッグ: カーネルのデバッグメッセージの調整

ダイナミックデバッグは Linux カーネル内に用意されているパワフルなデバッグ機能で、カーネルの再コンパイルやシステムの再起動を実施することなく、動的にデバッグメッセージの有効化や無効化を実施できる仕組みです。

このページを印刷