IPv6 パッチ ... の跡地
バージョン 1.25 より、xmail (オリジナル版) に IPv6 対応機能が追加されました。
本ページは 1.24 またはそれ以前のバージョン用に IPv6+SSL パッチを提供するページです。
バージョン 1.25 またはそれ以降のバージョンの場合は、下記パッチを適用する必要はありません。
なお、 IPv6+SSL パッチを適用した環境から 1.25 に移行する場合についての手順は下記をご覧ください。
- XMail IPv6 パッチをダウンロード (XMail 1.24用, リリース06)
RFC-2822 に違反するメールアドレスをチェックする機能は無効化してあります。詳細は以下。- XMail IPv6 パッチ適用済み WIN32 バイナリ (XMail 1.24, リリース06)
Microsoft Windows 用にコンパイル済みのものです。- (お知らせ) XMailバージョン1.23 (IPv6パッチ未適用版を含む) 以降においてメールアドレスの正当性チェックがより厳密に行なわれるようになったため、特に携帯電話事業者のメールアドレスに対してメールが送信できないトラブルが発生しています。
rel06以降のIPv6パッチには上記のメールアドレスチェックを無効にする修正が含まれています。- 古いバージョンなど
IPv6 パッチの制限事項
- それなりに安定して動作すると思いますが、注意して運用しましょう。
バージョン 1.24 + IPv6 パッチからバージョン 1.25 への移行について
起動時のコマンドラインについて下記の通り修正することにより、従来通りの動作を行なうことができます。
- "-M7" を追加する (IPv6パッチ時代のデフォルト設定)
- "-Si (ipv6)#(port)" -> "-S6 -SI [(ipv6)]:(port)" に変更する。 (例) "-S6 -SI [::0]:25"
- "-Xi (ipv6)#(port)" -> "-X6 -XI [(ipv6)]:(port)" に変更する。
- "-Pi (ipv6)#(port)" -> "-P6 -PI [(ipv6)]:(port)" に変更する。
- "-Bi (ipv6)#(port)" -> "-B6 -BI [(ipv6)]:(port)" に変更する。
- "-Ci (ipv6)#(port)" -> "-C6 -CI [(ipv6)]:(port)" に変更する。
- "-Wi (ipv6)#(port)" -> "-W6 -WI [(ipv6)]:(port)" に変更する。
- OP25B対策などのため複数ポートを指定する場合は、 "-SI" "-XI" などを複数個書き並べてください (例: "-S6 -SI [::0]:25 -SI [::]:587")
パッチを試す (ソースコードからコンパイルする) には
- コンパイル済みのバイナリを使用する場合はこれらのツールは必要ありません。
ダウンロードしてから XMail のサービスを停止し、 C:\MailRoot\bin 等にコピーして XMail を起動しなおせば利用できます。
Windows 環境においてパッチを試すには、 cygwin などの*nixシェル互換環境とOpenSSL, Microsoft Visual Studioが、Linuxなどの*nix系OSの場合はbash, cshなどのシェルと以下のソフトウエアがインストールされている必要があります。
GNU tar, bunzip2, GNU textutils, GNU patch, GNU make, GNU gcc, GNU g++, OpenSSL
- オリジナルのソースを持ってきて展開します。
ex) # tar xvzf xmail-1.24.tar.gz- パッチファイルを bunzip2 して展開します。
ex) # bunzip2 xmail-1.24_ipv6_rel06.patch.bz2- ソースコードを展開したディレクトリに移動します。
ex) # cd xmail-1.24- パッチを適用します。
ex) # patch -p1 < ../xmail-1.24_ipv6_rel06.patch- (*nix環境の場合)
make して install します。
ex) # make -f Makefile.lnx
# /etc/init.d/xmail stop # cp bin/* /var/MailRoot/bin
# /etc/init.d/xmail start- (Windows環境の場合)
Microsoft Visual Studio コマンドプロンプト (スタートメニューから "Microsoft Visual Studio (バージョン)" -> "Visual Studio 〜 ツール" -> "Visual Studio 〜 コマンドプロンプト" にあるはず・・たぶん) を起動し、XMailとそのパッチを適用したディレクトリ (例: C:\XMail-1.24) に移動してから、"nmake /f Makefile.win CFG=release" と入力するとコンパイルできます。
できあがったファイル(.exe)は XMail のサービスを止めてから C:\MailRoot\bin などの運用環境にコピーし、XMailを起動しなおしてください。
バグ報告, コメント, ご意見ご感想
- XMail メーリングリスト (英語です)
- 2ちゃんねる 自作サーバ板 XMail スレッド
- 2ちゃんねる 自宅サーバ板
- belphegor@belbel.or.jp に直接メール (特別な理由でもない限りメーリングリストや掲示板を使いましょう)
リンク
最終更新日: 2008/01/18 21:12:59